これからの店舗集客がなぜ口コミなのか?
2022年6月末に私の投資先でもあり、たった2年で大手チェーン店を中心に、国内外35,000店舗以上にMEO・口コミ管理運用を提供しているCanly社主催のオンラインカンファレンスセミナーがありました。このセミナーで私は60分間頂き、これからの店舗ビジネスの集客はどうなっていくのか?また、なぜ集客ツールとしてGoogle口コミが最適なのか?についてお話をさせていただきました。
これまでは広告主体での集客が主流でした。
しかし、広告費をかけてもかけても思ったような集客に繋がらない・・・という悩みを散々聞いてきました。
まだビジネスモデルや扱う商品・サービスによっては競合が少なく広告費が安く済むところもありますが、需要が爆発している事業のプロダクトライフサイクルも一瞬でブルーオーシャンからレッドオーシャンになる時代なのでそう長くは低コストで集めることはできません。
特に実店舗は集客の要だった折り込みチラシによる集客が難しくなってきています。
理由は、ターゲットの新聞購読率が年々下がっているからです。
合計 | 種類別 | 1世帯 当たり 部数 | 世帯数 | ||
---|---|---|---|---|---|
一般紙 | スポーツ紙 | ||||
2021年 | 33,027,135 | 30,657,153 | 2,369,982 | 0.57 | 57,849,163 |
2020年 | 35,091,944 | 32,454,796 | 2,637,148 | 0.61 | 57,380,526 |
2019年 | 37,811,248 | 34,877,964 | 2,933,284 | 0.66 | 56,996,515 |
世帯数は増えているのですが、新聞購読者数は毎年200万件近く減っている、という事実に驚きを隠せません。
特に広告のメインターゲットとなる層は新聞購読をしていない人が増えており折り込みチラシを打ってもなかなか反響がない、という状況です。
(読者の高齢化が問題になってはいますが、高齢者向けのビジネスであればまだまだ折り込みチラシが中心の販売促進になるでしょう)
※先に断っておきますが新聞業界が衰退しているのは間違いないですが、当社で担当していた新聞社・エリアは純増数は減少していません。むしろ増えています。ただ、ピンポン営業をしてももう契約を取るのは難しいでしょう。コンテンツだけで売るのではなく、地域のインフラとしてのポジションを確立してマーケット拡大していくことが大切です。
これからの集客はどうしたらいいのか?と多くの店舗ビジネス経営者から相談を受けますが、地域から人がいなくなったわけではなく、来店に繋がる認知経路が変わった、ということです。
「あなたの店舗のお客様は何を見てどこからやってくるのか?」
この問いが何よりも大切になります。
グーグル口コミに力を入れて過去最高売上・利益を出し続けるクライアントを見ていると、折り込みチラシをやめてもなお売上が上がり続けているのは間違いなく商圏が拡大したからだと思っています。
これまでチラシを10万世帯に配っていたとしましょう。
グーグル口コミはより広い商圏に住む人にリーチすることが可能です。
つまり、来店に繋がる認知はグーグル口コミで獲得しているといえます。
もちろん各種SNSを活用しているといえばしていますが、あくまでも二の次で、当社サービスの根幹には、「お客様を集める努力よりも、集まる努力をしよう」というコンセプトがあります。まずは、既存客にとってなくてはならない店舗を作り上げながら見込み客にリーチできる口コミを活用している、というイメージです。
もう一度いいますが、あなたの店舗に来店する顧客は何をみてどこから来ているのか?
今この選択肢としてシェアを拡大し続けているのがグーグル口コミであることは間違いないといえます。
グーグル口コミでお客様が集まるお店を作るためには?
グーグル口コミでお客様が集まる店舗を作るためにはどうしたらいいのか?
それは、既存顧客を感動させるのが先です。この話をすると多くの店舗経営者が驚くのですが、既存顧客を感動させない限り質の高い口コミを投稿してもらうのは不可能ですよね。ここをまず理解することから口コミ集客は始まります。
当社クライアントを見ていても、グーグル口コミで質の高い投稿をしてもらえるようになったのも既存顧客の満足度が高くなってからです。ではその具体的な手順を教えましょう。
ステップ1 来店プロセスの明確化
ステップ2 顧客・従業員にとってストレスのない環境作り
ステップ3 一手間を加えて感動に導く
詳しく知りたい方は、新刊「究極の集客術」をぜひお読みください。
この3つのステップを一つ一つ積み上げることで間違いなく口コミ集客をするための土台ができあがります。
戸建てでいうところに基礎工事です。ここで既存顧客が感動することで口コミに熱量が加わります。
大して感動してもらえていないのに口コミ投稿を依頼して書いてもらったとしてもその口コミの価値は低いです。
まずは、既存顧客に感動してもらう店作り「商品・サービス×接客販売×販売促進」の質を高めて顧客体験価値を向上しましょう。
これをきっちり積み重ねていくことで口コミ投稿の準備が完成します。
そうしたら後は、口コミ投稿を依頼をする、だけです。
ただ、口コミ投稿をお願いするのではなく、「これから地域ナンバーワンの店舗にしていきたいと思っているのでお客様のご意見を投稿していただけませんでしょうか?」と伝えることでえ投稿率は上がります。これはセルフ型の店舗でも口コミ投稿タイミングをきっちりと構築できれば運用可能です。
ぜひ実践してみてください。
来店前に口コミを見てからが基本になります。接客型でもセルフ型の店舗どちらも質の高い口コミを投稿してもらえていないと来てもないのに「あそこはだめだ」と勝手に判断されてしまいます。この機会損失は避けたいですよね。
ぜひ口コミ集客に力をいれていきましょう。
追伸
当社サービスにセミナー・店舗コンサルティング(口コミ集客)がありますので、ぜひダウンロードして導入検討していただけるとうれしいです。私は絶対に求める結果を出しますので。
成田直人