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店舗売上アップの秘密!今すぐ試せる実践的な方法10選【保存版】

店舗売上アップの秘密!今すぐ試せる実践的な方法10選【保存版】
監修者
直人成田
直人成田 ジャパンブルーコンサルティング株式会社 代表取締役

ジャパンブルーコンサルティング株式会社
代表取締役 成田直人
出版:国内15冊・韓国2冊|雑誌掲載・連載:150回以上

明治大学商学部商学科卒業

19歳の時にABCマートアルバイト個人売上日本一、22歳でPCデポにて7ヶ月で個人売上1億円達成、翌年2007年3月に小売・サービス業専門教育研修・コンサルティング企業ジャパンブルーコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。

これまでに400社・受講生15万名・登壇回数4000回を突破。著者としても接客業・店長向け書籍を中心に18冊(内2冊は韓国出版)、累計13万部を超える作家として活動中。さらに、PRESIDENT・日経ビジネスでも表紙・巻頭特集を飾る。“机上の空論”はなく、現役販売員も務め現場感には定評がある。これまでにクライアントの多くが昨対比120%を超え、1年でGoogle口コミ1店舗で10000件・5.0点を獲得するなど、セールス×接客サービス指導においてもこの上ない結果を実現している。

功績が評価され、中小企業のノーベル賞と言われる「東久邇宮文化褒章」を受賞。2019年からお笑いの殿堂M-1グランプリやボディビルの大会に出場、2020年FMヨコハマメインパーソナリティに就任。また2024年には、Manage HR Magazine Sales Training Companies in APAC 2024 Company of the yearを受賞。現在では、ソフトクリーム専門店・催事販売代行・インバウンド集客支援・営業代行企業のオーナーを務めるなど自身で店舗経営をし、全方向から店舗支援をする事業を立ちあげている。

執筆者
ジャパンブルーコンサルティング 編集部
ジャパンブルーコンサルティング 編集部

ジャパンブルーコンサルティングは、2024年で17周年を迎える教育研修・コンサルティングカンパニーです。小売・サービス業界に専門性を持ち「良い」よりも「結果」が出る教育研修・コンサルティングの提供に努めています。教育研修やコンサルティングの成功実績を元に、販売・接客に関するナレッジをご紹介していきます。

店舗を運営していると、売上が伸び悩む時期に直面することもあるでしょう。
「いろいろ試しているのに、なかなか結果が出ない…」と感じていませんか。
「新しい方法を導入したいけど、何から始めればいいか分からない…」という悩みを持つ方もいるかもしれません。

しかし、諦めるのはまだ早いです。
実は、ちょっとした工夫や視点の変更で、売上は大きく改善できる可能性があります。

この記事では、店舗の売上を本気で上げたいと考えている経営者や店長の方に向けて、
– 新しいお客様を呼び込むための集客術
– 顧客単価を自然に上げるための工夫
– リピーターを増やし安定した経営を目指す方法

上記について、解説しています。

どれも明日から試せる実践的な内容ばかりを厳選しました。
あなたの店舗をさらに活性化させるヒントがきっと見つかるはずですので、ぜひ参考にしてください。

※また当社の店舗コンサルティングサービスに興味を持っていただけると嬉しいです。

目次

店舗売上アップのための基本原則

店舗の売上が伸び悩んでいる時、何から手をつければ良いか分からなくなる店長や店舗経営者もいるでしょう。
実は、売上アップを実現するための道筋は、いくつかの基本的な原則を押さえることから始まります。
小手先のテクニックに頼るのではなく、まずは売上がどのように構成されているのかを理解することが、成功への第一歩です。

なぜなら、場当たり的なセールやキャンペーンは一時的な効果しか生まず、根本的な課題解決には繋がりにくいからです。
多くの店舗経営者が陥りがちなのが、売上の構造を理解しないまま、流行りの施策に飛びついてしまうこと。
自店の現状を正しく分析し、課題に合った対策を講じるためには、揺るぎない基本原則の理解が欠かせません。

具体的には、売上を「客数 × 客単価 × 購入頻度」という方程式に分解して考えるのが基本中の基本。
例えば、新規顧客を増やすためにSNSでの情報発信を強化する(客数アップ)、会計時に追加の一品をおすすめする(客単価アップ)、リピーター限定のクーポンを発行する(購入頻度アップ)といった施策が考えられます。

このように要素を分解することで、あなたの店舗が今どこに注力すべきかが見えてくるはずです。

売上向上に欠かせない3つの基本

店舗の売上を向上させるには、まず売上がどのように成り立っているかという基本構造を理解することが不可欠です。
売上は「顧客数 × 顧客単価 × 購入頻度」というシンプルな方程式で分解できます。
つまり売上を伸ばすためには、「新規顧客を増やす」「一人あたりの購入額を上げる」「リピート来店を促す」という3つのアプローチのいずれか、あるいは複数に取り組む必要があるのです。

例えば、チラシやWeb広告で新規顧客を月に20人増やす、セット販売で顧客単価を平均500円上げる、LINE公式アカウントでリピート率を5%向上させるといった、具体的な目標設定が可能になります。

闇雲に流行りの施策に飛びつく・場当たり的な施策を実行するのではなく、自店の現状を分析し、この3つのうち最も改善効果が高い要素は何かを見極めることが成功への近道となるでしょう。
この基本原則は、あらゆる施策を評価する際の重要な物差しにもなります。

最初に取り組むべき施策の選定

店舗の売上を上げる方法は数多くあり、何から始めるべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
そんな時は、まず「即効性が見込めるか」と「低コストで始められるか」という2つの基準で施策を選ぶのが最も確実な一歩です。
この視点を持つだけで、やるべきことが明確になり、最初の行動を起こしやすくなります。

なぜなら、最初から大規模な投資や時間のかかる施策に手をつけると、効果が出る前に資金やモチベーションが尽きてしまう可能性があるからです。代表成田も新規事業を始める時は最小コストではじめて撤退ラインを明確に決めていると話していました。

まずは小さな成功を積み重ねることが、リスクを最小化することにつながります。
着実に成果を出すためには、無理のない範囲で始められる施策の選定が非常に重要なのです。

具体的には、高額な広告費をかけて新規顧客を集める前に、まず店先のブラックボードの書き方を工夫して通行人の入店率を0.5%上げることから試してみましょう。
また、大がかりな内装改修を計画するよりも、まずはGoogleビジネスプロフィールを充実させ、口コミへの返信を丁寧に行う方が、低コストかつ短期間で集客効果を実感できるケースも少なくありません。

ステップ1:データの集計

店舗の売上改善に向けた最初のステップは、現状を客観的に把握するためのデータ集計から始まります。
勘や経験だけに頼るのではなく、具体的な数値に基づいて自店の強みや弱みを特定することが成功の鍵を握るのです。

まずは、ビジネスの根幹となる「売上高」「客数」「客単価」という3大指標を整理しましょう。POSレジシステムや会計ソフト、日々の売上記録などを活用し、最低でも過去1年間のデータを集計してください。

具体的には、月別や曜日別、さらには時間帯別の売上推移をまとめます。
加えて、どの商品やサービスが売上の柱となっているのか、商品カテゴリー別の実績も洗い出す必要があります。

もし会員情報などから顧客データが取得できるなら、年代や性別といった顧客属性ごとの利用状況も把握しておくと、後の分析に大いに役立つでしょう。こうした地道な集計作業こそが、効果的な施策立案の揺るぎない土台となります。

ステップ2:データの比較

集計したデータを多角的に比較することで、自店の現状を客観的に把握することが可能になります。まず基本となるのが、過去のデータとの比較です。例えば、前年同月比で売上を見ることで、季節要因を除いた純粋な成長率がわかるでしょう。前月比では、直近で実施したキャンペーンの効果を測定するのに役立ちます。

次に、設定した売上目標との比較が欠かせません。目標月商500万円に対して現状が450万円であれば、残り50万円の差を埋めるための具体的な課題が浮き彫りになります。目標との乖離を数字で明確にすることが重要です。

また、可能であれば商圏内の競合店の状況や、経済産業省が発表する「商業動態統計」といった業界平均値とも比較してみると、自店の立ち位置がより鮮明になるはずです。これらの比較を通じて、漠然とした問題意識が「客単価が業界平均より1,000円低い」といった具体的な課題へと変わっていきます。

ステップ3:データの分析

集計と比較で見えてきた数字の「なぜ」を深掘りするのが、この分析ステップです。単に売上が高い、低いといった事実を確認するだけでなく、その背後にある原因を突き止めることが重要になります。例えば、「雨の日は客数が10%減少するが、客単価は15%上がる」といった天候との相関関係や、「平日の14時から17時の時間帯は売上が極端に落ち込む」といった具体的な弱点を洗い出してみましょう。

さらに、どの商品が売上の8割を占めているのか、逆にほとんど動いていない「死に筋商品」はどれかを明確に把握することも欠かせません。
こうした多角的な分析を行うことで、「アイドルタイム限定のセットメニューを開発する」「人気商品と不人気商品を組み合わせたセット販売を試す」といった、根拠に基づいた具体的な改善策の仮説を立てられるようになります。

感覚に頼らず、データから課題を正確に特定することが、次の施策を成功させる鍵となるのです。

ステップ4:優先度の検討

データ分析から見えてきた課題のすべてに、一度に取り組むのは現実的ではありません。
そこで重要になるのが、どの施策から手をつけるかという優先順位の決定です。
「効果の大きさ」と「実行のしやすさ(コストや時間)」という2つの軸で整理すると、やるべきことが明確になるでしょう。例えば、大規模な店内改装は売上へのインパクトが大きいものの、多額の費用と準備期間が必要です。

一方で、レジ横に500円前後の関連商品を配置して「ついで買い」を促す工夫は、費用をかけずに明日からでも試せる施策となります。このように、効果が大きく、かつすぐに実行できる施策を見つけ出すことが重要です。

費用対効果や時間対効果を冷静に見極め、最もインパクトのあるアクションから計画的に実行していってください。まずは「低コストですぐに始められる施策」から着手し、小さな成功体験を積み重ねるのも有効な戦略といえます。

顧客数を増やすための2つの実践方法

店舗の売上を安定的に向上させるには、新規顧客の獲得と既存顧客のリピート促進という、2つの取り組みを同時に進めることが欠かせません。
新しいお客様を呼び込む施策と、一度ご来店いただいたお客様に「また来たい」と思ってもらう仕組みの両方を考える必要があります。

なぜなら、常に新しいお客様だけを追い求めていては、広告宣伝費がかさみ、利益を圧迫してしまう可能性があるからです。
一方で、常連のお客様だけに頼っていると、お客様のライフスタイルの変化などで客足が遠のいた際に、売上が急激に落ち込むリスクを抱えることになります。
新規とリピーターの両輪をバランス良く回すことが、盤石な経営基盤を築くのです。

具体的には、新規顧客獲得のためにGoogleビジネスプロフィールを最適化するMEO対策や、インスタグラムで地域を絞った広告を配信する方法があります。
リピーターを増やすには、会計時に次回来店クーポンをお渡ししたり、ポイントカードを導入したりするのが効果的でしょう。
このようにターゲットを明確にし、それぞれに合ったアプローチを実践することが成功への近道です。

Googleマップ情報の最適化

今や多くの人がスマートフォンを使い、「近くのカフェ」といったキーワードでお店を探す時代です。
この検索行動に応えるため、Googleマップ上の店舗情報を最適化するMEO対策は、新規顧客獲得に欠かせない施策といえるでしょう。

まずはGoogleビジネスプロフィールに正確な店舗情報を登録することが第一歩となります。
店名、住所、電話番号、営業時間を正確に入力してください。次に、お店の魅力が伝わる写真を充実させることが重要になります。外観や内観、人気商品などの写真を10枚以上掲載するのを目標にしましょう。

また、お客様から投稿された口コミには、感謝の気持ちを込めて一つひとつ丁寧に返信することで、お店の信頼性を高める効果が期待できます。さらに「投稿」機能を活用して、新メニューやキャンペーン情報を定期的に発信すると、ユーザーの関心を引きつけ、来店動機にもつながるのです。

電子チラシサービスの活用

新聞を購読する家庭が減り、従来の紙チラシの効果が薄れている現状をご存知でしょうか。
そこで活用したいのが、スマートフォンで手軽にチラシを閲覧できる電子チラシサービスになります。
国内最大級の「Shufoo!(シュフー)」や、月間9,500万人以上が利用するLINE内で展開する「LINEチラシ」、スーパーマーケットの情報に強い「トクバイ」などが代表的です。

これらのサービスは、新聞を購読しない若年層や主婦層へも効果的にアプローチできる点が大きな魅力でしょう。さらに、店舗をお気に入り登録したユーザーへプッシュ通知を送ったり、どの商品が多く見られたか分析したりすることも可能です。

印刷や配布にかかるコストを削減しつつ、商圏内の潜在顧客へ直接情報を届けられるため、導入を検討する価値は十分にあります。

リピーターを増やすための5つの方法

店舗の売上を安定的に伸ばすためには、リピーターの育成が非常に重要です。
一度来店してくれたお客様が、再びあなたのお店を選んでくれることは、経営における何よりの強みになるでしょう。
新規顧客の獲得に力を入れることも大切ですが、まずは既存のお客様との関係性を深めることが、確実な売上アップへの近道なのです。

その理由は、リピーターの維持は新規顧客の獲得に比べて、はるかに低いコストで実現できるからです。(本当に圧倒的に低コストです)
マーケティングの世界では、新規顧客を獲得するコストは既存顧客を維持するコストの5倍かかるとされる「1:5の法則」が知られています。
リピーターはすでにお店の価値を理解してくれているため、少ないアプローチで購入につながりやすく、安定した収益基盤となってくれるのです。

例えば、次回来店時に使える割引クーポンを会計時にお渡ししたり、来店頻度に応じて特典がつくポイントカードを導入したりする方法が考えられます。
また、お客様の誕生日や記念日に特別なメッセージカードを送るなど、パーソナライズされたおもてなしも顧客満足度を大きく向上させるでしょう。
こうした地道な取り組みの積み重ねが、お客様との信頼関係を築き、再来店へとつながっていきます。

LINEを活用した顧客とのつながり

国内で9,600万人以上が利用するLINEは、顧客と直接的なつながりを築くための強力なツールとなります。
メールマガジンの開封率が数%にとどまるケースが多い中、LINE公式アカウントからのメッセージは顧客の目に触れる確率が格段に高いでしょう。

まずはアカウントを開設し、店頭POPやレジ横で友だち登録を促してみてください。
「登録で初回10%オフ」といった、その場で得られる特典を用意すると登録率が大きく向上します。

登録後は、新商品やセール情報はもちろん、スタッフの日常といった親しみやすいコンテンツを定期的に配信し、お店を思い出してもらうきっかけを作りましょう。
さらに、クーポン機能や来店ごとにポイントが貯まるショップカード機能を活用すれば、再来店への強力な動機付けとなり、着実にリピーターを増やせるはずです。

SNSでスタッフの顔を見せる

SNSで発信する情報は、商品やサービス内容だけではありませんか。
実は、スタッフの顔や人柄を見せることで、お店に親近感を持ってもらうことが可能になります。
お客様は「モノ」だけでなく「誰から買うか」という「コト」にも価値を感じるため、この方法はリピーター獲得に非常に有効な手段なのです。

例えば、Instagramのストーリーズ機能を使って、スタッフが新商品を試食する様子や、仕事の裏側を紹介してみるのも良いでしょう。「〇〇さんに会いたい」と思ってもらえれば、お客様が来店する強力な動機付けになります。

スタッフ一人ひとりがお店の広告塔となり、その魅力が伝わることで、お客様との間に温かいつながりが生まれるはず。まずはスタッフの簡単な自己紹介から始めてみてはいかがでしょうか。

クーポンや回数券の発行

クーポンや回数券の発行は、顧客に「また来たい」と思わせる強力なきっかけを提供します。
例えば、LINE公式アカウントで友達登録者限定の「次回使える10%OFFクーポン」を配布したり、会計時に「1ヶ月以内に有効なドリンク1杯無料券」を手渡したりすると、次の来店動機付けになるでしょう。

複数回の来店を促す回数券も非常に有効な一手です。美容室であれば「ヘッドスパ5回券」、近所のカフェなら「コーヒー11枚綴りのチケット」などが考えられます。こうした施策は、顧客にお得感を与え、他店への流出を防ぐ「囲い込み」効果が期待できるのです。

大切なのは、単なる安売りで終わらせないこと。有効期限を「発行から1ヶ月」のように具体的に設定したり、「平日限定」といった利用条件を明確にしたりする工夫を忘れないでください。お客様との継続的な関係を築くための投資と捉えましょう。

当社クライアントの美容室ではシャンプーのサブスクをしていました。シャンプーボトルのデザインは常連のお子様の美容室をイメージして描いた絵をラベルに採用するといった地域密着型販促で大成功をおさめています。

年間イベントに合わせたキャンペーン

季節ごとのイベントを活用したキャンペーンは、お客様に再来店を促す絶好の機会を提供します。
2月のバレンタインや5月の母の日、10月のハロウィン、12月のクリスマスといった国民的な行事に合わせ、店舗独自の企画を展開してみましょう。

例えば、飲食店なら限定メニューの開発、小売店であればギフト商品の特別ラッピングサービスなどが考えられます。重要なのは、そのイベントでしか得られない「特別感」を演出し、お客様に楽しい体験を提供することです。
また、キャンペーンで来店されたお客様には、次回来店時に使えるクーポンを配布するなど、一過性のイベントで終わらせない工夫がリピーター獲得の鍵を握ります。

年間計画を立てて継続的にアプローチすることで、お客様との関係性を深め、安定した売上へとつなげていくことができるでしょう。

当社クライアントの中には年始に51週販促を計画し年間予算決めをしています。

接客サービスの向上

リピーターを増やす上で、接客サービスの質の向上は欠かせない要素になります。
どれだけ良い商品を取り揃えていても、スタッフの対応一つで顧客満足度は大きく左右されてしまうでしょう。

まずは、挨拶や言葉遣い、お見送りの作法といった基本的な接客マニュアルを全スタッフで共有し、店舗全体のサービスレベルを均一化することが重要です。意外とできているようでできていないところも多いので今一度これを機に振り返ってみましょう。

その上で、お客様の顔や名前、前回の購入商品を覚えるといった、マニュアルを超えた「プラスアルファ」の心遣いが、「また来たい」と思わせる強力な動機付けとなります。

定期的な研修の実施や、お客様アンケートで得たフィードバックを共有する仕組みづくりも有効な方法でしょう。心地よい顧客体験の提供こそが、結果的に店舗のファンを増やし売上アップへと繋がっていきます。

顧客単価を上げるための3つの施策

店舗の売上を安定的に伸ばすためには、顧客一人あたりの購入金額、つまり顧客単価を上げることが非常に重要です。
新規顧客の獲得には広告費などのコストがかかりますが、既存のお客様にもう一品購入してもらうことで、少ないコストで効率的に売上アップを実現できるでしょう。

なぜなら、一度あなたの商品やサービスを気に入ってくれたお客様は、関連商品やより高価格帯の商品にも興味を持ちやすい傾向があるからです。
お客様の満足度を高めながら、自然な形で「もう一品」を促すことが、売上アップの鍵となります。
これはお客様にとっても新たな発見やお得感につながる、双方にメリットのあるアプローチなのです。

例えば、飲食店であれば「ご一緒にポテトはいかがですか?」とサイドメニューをおすすめする「クロスセル」が有効でしょう。
また、通常サイズより少しお得なLサイズを提案する「アップセル」も代表的な手法です。
さらに、複数の商品を組み合わせた松竹梅のメニューを用意し、中間の「竹」を選んでもらいやすくする戦略も、顧客単価向上に大きく貢献します。

ついで買いを促す工夫

顧客単価を上げるには、お客様に「もう一品」を手に取ってもらう「ついで買い」の仕掛け作りが欠かせないでしょう。例えば、コンビニエンスストアがレジ横に100円台のホットスナックを置くのは、会計待ちの短い時間で購買意欲を刺激する代表的な戦略です。(当社クライアントのコンビニエンスチェーンでは声出しも積極的に行う研修を行っています)

この「クロスセル」という手法は、スーパーでカレーのルーの隣に福神漬けを置くように、関連商品を近くに陳列することで効果を発揮します。また、飲食店でランチにプラス200円でデザートを付けられるセットは、より高単価な商品へ誘導する「アップセル」の好例となり、顧客満足度も高まります。

「当店人気No.1!」「レジ横限定」といった目を引くポップを添えるだけでも、スタッフが直接声をかける以上の効果を発揮する場合があるため、今日からでも試せる有効な工夫と言えるのです。

今買っておこうと思わせる工夫

お客様の「後で買おう」という気持ちを「今買いたい」に変える仕掛けが、顧客単価の向上に直結します。
最も効果的な手法の一つが「限定性」の演出でしょう。「本日限り20%オフ」といった時間的な制約や、「限定50個」などの数量を明示することで、”今買わないと損をする”という心理を巧みに刺激するのです。

例えば、アパレル店であれば「このデザインは今回限りの入荷です」と一言添えるだけで、お客様の決断を後押しできるはずです。また、「本日ご購入の方に限り、オリジナルポーチプレゼント」のような魅力的な購入特典も、購買意欲を強くかき立てる有効な手段になります。

商品の魅力を五感で伝える試食販売や実演デモも、衝動買いを誘発する強力な武器です。「当店人気No.1」や「TVで紹介されました!」といった目を引くPOPを設置し、お客様の足を止めさせる工夫も欠かせません。

代表成田がオーナーを務める那覇市・国際通りに位置する琉球ソフトクリームも「ヒルナンデス」「ゴーゴーゴーヤー」に取り上げられました、というPOPを作るだけで売上アップしています。

宅配サービスの活用

店舗の商圏を大きく広げ、新たな売上を創出する方法として宅配サービスの活用は非常に有効です。
近年需要が急拡大している「Uber Eats」や「出前館」といったデリバリープラットフォームに加盟すれば、自社で配達員を抱えなくてもすぐにサービスを開始できるでしょう。

ただし、売上の30~40%程度が手数料として引かれるため、価格設定には注意を払わなければなりません。
もし独自性を出したいのであれば、自社で配達システムを構築するのも一つの手です。顧客単価を向上させるには、送料が無料になる最低注文金額を設けたり、「2~3人前のファミリーセット」といった宅配限定のお得なセットメニューを用意したりする工夫が求められます。

さらに、ポテトやサラダなど、手軽に追加できるサイドメニューを充実させることも「ついで買い」を促す上で重要なポイントになるはずです。宅配は、来店できないお客様にもアプローチできる強力な販売チャネルなのです。

店舗売上アップに関するよくある質問

店舗の売上アップを目指す上で、多くの経営者が共通の疑問や不安を抱えています。
これらのよくある質問とその答えを知ることは、あなたの店舗が次の一歩を踏み出すための重要なヒントになるでしょう。
成功への近道は、先人たちの悩みを理解することから始まります。

売上を上げるための施策は多岐にわたるため、「どの方法が自店に最適なのか」「効果が出るまでにどれくらい時間がかかるのか」といった疑問が生まれるのは当然のことです。
特に、限られた資金や人材の中で最大限の効果を出したいと考えるのは、全ての経営者に共通する想いではないでしょうか。
他の経営者が持つ疑問を知ることで、自分では気づかなかった新たな視点や課題を発見できるかもしれません。

例えば、「広告費をかけずにできる効果的な集客方法はありますか?」や「リピーターになってもらうための最も重要な施策は何ですか?」といった質問がよく当社にも寄せられます。
また、「客単価を自然に上げるための簡単なテクニックを知りたい」「スタッフのモチベーションと接客スキルを同時に高めるにはどうすれば良いか」という、人材育成に関する悩みも非常に多いのが実情。
これらの質問は、日々の店舗運営の中で誰もが直面しうる課題を的確に映し出しています。

新規顧客を増やすにはどうすればいい?

新規顧客の獲得は、店舗の売上を安定的にアップさせる上で避けては通れない課題といえるでしょう。
効果的な方法として、まずオンラインでの認知度向上が挙げられます。

具体的には、Googleビジネスプロフィールを最適化するMEO対策が欠かせません。
「地域名+業種」で検索した潜在顧客に自店を見つけてもらう絶好の機会です。

最新情報や魅力的な写真を投稿し、口コミにも丁寧に返信することが来店動機に繋がります。また、InstagramやX(旧Twitter)といったSNSを活用し、ターゲット層に響くキャンペーンや情報を発信するのも有効な手段でしょう。

オフラインでは、地域情報誌への掲載やチラシのポスティングも、商圏内の顧客に直接アプローチできる堅実な方法となります。オンラインとオフラインの両面から、自店のターゲットに合わせた施策を組み合わせることが、新規顧客を増やすための鍵を握っています。

リピーターを増やすための効果的な方法は?

リピーターを増やすには、顧客との継続的な関係構築が鍵になります。一度来店した顧客がお店を忘れないように、定期的に接点を持つ工夫が欠かせません。
例えば、LINE公式アカウントを活用し、月に1〜2回程度、新商品のお知らせやお得なクーポンを配信するのは非常に有効な手段でしょう。また、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで、スタッフの人柄が伝わる投稿やお店の日常を発信すれば、顧客は親近感を抱きやすくなります。

さらに、次回の来店時に使える割引クーポンや、複数回の利用でお得になる回数券を発行することも、再訪の直接的な動機付けにつながるはずです。これらのデジタル施策とアナログな特典を組み合わせることで、顧客の再来店率は着実に向上していくでしょう。

顧客単価を上げるためのポイントは?

顧客単価を上げるポイントは、お客様の満足度を下げずに「もう一品」を促す工夫にあります。
最も手軽なのは、レジ横にハンカチや靴下などの小物商品を配置したり、会計時に「ご一緒にポテトはいかがですか?」と一声かけたりする「ついで買い」の促進でしょう。たった一言にも関わらず世の中のほとんどの店舗では活用されていないフレーズです。実にもったいない、です。

また、より高価格な商品を選んでもらう「アップセル」も有効な手段となります。
例えば、通常メニューに加えて、国産の高級食材を使った「特選メニュー」を用意するだけでも、客単価の向上が期待できるのです。

さらに、価格帯を3段階用意する「松竹梅の法則」も試す価値がある戦略。多くの人が中間の価格帯を選びやすいという心理を利用すれば、自然と平均単価を引き上げることが可能になります。大切なのは、お客様に「買わされた」と感じさせず、より良い購買体験を提供することです。

まとめ:明日からできる店舗売上アップの第一歩

今回は、店舗の売上が伸び悩んでいる方に向け、

– 顧客満足度を高める接客術
– 新規顧客を呼び込む効果的な宣伝方法
– リピーターを増やすための仕組み作り

上記について、解説してきました。
この記事で紹介した方法は、どれもすぐに試せる実践的なものばかりです。
特別な機材や多額の費用をかけずに始められる工夫が中心なので、日々の業務の中で無理なく取り入れられるでしょう。
しかし、毎日忙しく働いていると、何から手をつけるべきか悩んでしまうかもしれません。
まずは、あなたが最も「これならできそう」と感じた方法を一つだけ選んで、試してみることをお勧めします。
小さな一歩が、変化を生み出すきっかけになるはずです。

いかがでしたか?店舗ビジネスにおける新規集客・客単価アップ・リピート率アップの指標を高めるための施策は少しずつですが変化しています。
とはいえ、お客様にとって理想の店舗でい続けるということには変わりがありません。常に高品質の商品やサービス、さらには接客でお迎えする日々の中に今日ご紹介した施策を取り入れることで売上アップにつながると思いますのでぜひ実践してみてください。

当社の店舗コンサルティングは上記のような数えきれないほどの販促術をクライアントの状況に合わせてアレンジしPDCAを回して成果を出すお手伝いをしています。詳しく店舗コンサルティングについて知りたい、という方は下のボタンから詳細ページにお越しください。

監修者紹介

直人成田

直人成田

ジャパンブルーコンサルティング株式会社 代表取締役

ジャパンブルーコンサルティング株式会社
代表取締役 成田直人
出版:国内15冊・韓国2冊|雑誌掲載・連載:150回以上

明治大学商学部商学科卒業

19歳の時にABCマートアルバイト個人売上日本一、22歳でPCデポにて7ヶ月で個人売上1億円達成、翌年2007年3月に小売・サービス業専門教育研修・コンサルティング企業ジャパンブルーコンサルティング株式会社を設立し代表取締役に就任。

これまでに400社・受講生15万名・登壇回数4000回を突破。著者としても接客業・店長向け書籍を中心に18冊(内2冊は韓国出版)、累計13万部を超える作家として活動中。さらに、PRESIDENT・日経ビジネスでも表紙・巻頭特集を飾る。“机上の空論”はなく、現役販売員も務め現場感には定評がある。これまでにクライアントの多くが昨対比120%を超え、1年でGoogle口コミ1店舗で10000件・5.0点を獲得するなど、セールス×接客サービス指導においてもこの上ない結果を実現している。

功績が評価され、中小企業のノーベル賞と言われる「東久邇宮文化褒章」を受賞。2019年からお笑いの殿堂M-1グランプリやボディビルの大会に出場、2020年FMヨコハマメインパーソナリティに就任。また2024年には、Manage HR Magazine Sales Training Companies in APAC 2024 Company of the yearを受賞。現在では、ソフトクリーム専門店・催事販売代行・インバウンド集客支援・営業代行企業のオーナーを務めるなど自身で店舗経営をし、全方向から店舗支援をする事業を立ちあげている。