教育研修に意味はない?教育研修の効果を最大限に活かす方法

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ジャパンブルーコンサルティング 編集部ジャパンブルーコンサルティングは、2024年で17周年を迎える教育研修・コンサルティングカンパニーです。小売・サービス業界に専門性を持ち「良い」よりも「結果」が出る教育研修・コンサルティングの提供に努めています。教育研修やコンサルティングの成功実績を元に、販売・接客に関するナレッジをご紹介していきます。
企業の成長と成功に欠かせない教育研修。
しかし、実際に取り入れてみると「教育研修には意味がなかった」と感じる方も少なくないのではないでしょうか。
なぜそんなことが起きてしまうのでしょうか。
それには、教育研修が効果的に行われていない場合に起こることが多いと考えられます。
せっかく費用を投資し、教育研修の講師とコミュニケーションをとって教育研修を進めたはずなのに効果がない、スキルの成長がないと感じることは残念でしかないです。
そんなことが起きないために、今回は教育研修の本来の意味とその効果を最大限に活かす方法について詳しく解説します。
教育研修に意味がないと思ってしまう原因3つ
会社の人事部の方や経営者は会社の教育体系に基づいて研修体系を計画し、社員教育の一環として研修内容を決めていると思います。
時間と費用をかけて考えているものにも関わらず、意味がない、効果が出ないと思われてしまうものだと残念でしかないと感じてしまいます。
なぜそんなことが起きてしまうのでしょうか。
どんなことをしたらメリットのある研修が開催できるのでしょうか。
教育研修に意味がない、効果が出ない、と思われてしまう原因が3つ考えられるので、順番に説明していきます。
原因①教育研修が実践に繋がらない
研修講師が自分の経験談として実践を想定した研修内容を話せないという状況が起きてしまうと、教育研修の受講者は熱量も感じることができず、実践を想起出来ないので実践に繋がらなくなってしまいます。
教育研修を実施したいと思う企業の多くは、研修を専門に行っている研修会社に依頼をして、外部講師を呼び研修を実施してもらうという流れが一般的です。
そして研修会社は研修を専門に行っているので、ノウハウや方法論や研修講師は種類豊富に揃っていますが、研修を行っている講師のいる部署、研修を考える部署、研修を行うために実績を集めて体系化する部署…などいくつかの部門・部署に別れているのが普通です。
そうすると、実際に経験した人と研修を行う人では異なってしまう場合が多いんですよね。これでは研修講師が自分の経験談として実践を想定した研修内容を話せないことも起きてしまいます。
そのため受講生としては、実体験として身近に感じることができないかもしれません。
また、新入社員向けのものなら、働く上での知識も経験も中堅社員に比べると、少ないため業務内容を具体的に理解することが難しいと感じます。
そのことにより、研修内容から実践を想起することが困難になってしまいます。
実践に繋がる研修内容やOJTの場面でも具体的に意識することが難しくなってしまうため、研修講師自信が経験したことを熱量もって話すということもポイントになってきます。
原因②教育研修を実施しても売り上げが伸びない
教育研修の現場で、理論を説明されてもOJTを実施しないことにより、実践につながらず売り上げを伸ばすことができないということも考えられます。
教育研修を実施しても一番効果がでない、売上が伸びないというのも意味がないと思ってしまう原因の一つですよね。
せっかく研修体系を構築し、研修を実施したにも関わらず実践に繋がらないとなってしまうことはなんとしても避けたいものです。
教育研修を実施して売上を伸ばすためには組織として、どの階層にアプローチをしていくものなのかが重要になってきます。
具体的なOJTの内容を決めるポイントにもなるからです。
管理職向けなのか、中堅社員向けの中堅社員研修なのか、はたまた新入社員向けの新入社員研修の一環として行うものなのか…ここを決めておかないと売上に繋がらない研修になってしまいます。
そのため、階層別研修としてどの階層にアプローチしていくのかということも研修体系を考える際に決めておくと、より効果的な研修が実施できるようになります。また、研修の終えた一定期間後に効果測定を行うこともオススメですね。
原因③教育研修を行ってもモチベーションが上がらない
モチベーションが上がらない研修とは、どんなものなのでしょうか。
それは、受講生が自己成長を感じられない研修です。
教育研修を受けても意味がないと感じてしまうことなんですよね。
これは、教育研修を企画した人事部などの研修側と受講生側の目的の不一致によるものになります。
本来は、教育研修を通じて従業員が自己成長を実感できることで、モチベーションが高まり、より積極的に業務に取り組むようになります。
しかし、受講生側のニーズをしっかりと把握していないと受講者それぞれが自己成長を実感できなくなるため、起こってしまうということです。
そのため、実施する側の人事部の方は個人の能力の把握だけではなく、職階別研修を検討することも場合によっては必要になってきます。
また、研修を受講する個人の理解度や学習意欲により研修課題への取り組み方や研修の習得具合も異なってくるので、これに対しても対策が必要です。
成果が出やすい研修にするためにも、全員に対してモチベーションが上がる内容を考えなくてはなりません。
比較的、社外での外部社員にも向けた内容の社員研修や業務時間外にオンラインなどで能力開発を行っている社員は変化を好むので、教育研修に対してモチベーションも上がりやすい社員だと思います。この辺りを押さえておくことも必要ですね。
教育研修の本来の意味とは
教育研修の本来の意味や定義は「企業が従業員に対し、計画的に教育を行う研修」となっています。
教育研修を実施するまでの手順として、企業の経営戦略を元に企業は従業員である社員の理想像やあるべき姿の目標を見据え、教育体系、研修体系を作成します。そしてそれぞれの教育研修を行う意義・目的、目指すべき姿やその研修を受ける対象者を明らかにした上で人材開発や人材育成を行っていくという流れが一般的かと思います。
そのため、その上で従業員である受講生の能力を把握し、具体的な目指すべき姿を明確にし、計画的に研修のプログラムを組むということが重要になってきます。
あなたは従業員に対して、会社全体のあり方を考えた時の従業員の目指すべき姿は明確になっていますか?
教育研修の効果を最大限活かす方法
教育研修を行うにあたって、効果を最大限生かす方法は、目的や目指すべき姿を事細かにすり合わせ、現場で活かせるような実践につなげることです。
例えば、職種によっては、階層別研修にマネジメント研修を取り入れることが効果的かもしれません。教育研修内で実施方法や解決策を具体的な問題ととともに想像し、OJTとして実施することで個人のマネジメント能力を高めることができるのでおすすめの研修のうちのひとつです。
また教育研修の効果としては、研修が終わり、現場に戻った際に効果としてどういったことが起きているのか、また困ったことが起きていないかどうか、などを共有するためにも外部講師にフォローアップの体制があるようにしてもらうことも重要です。
最初に確認しておきましょう。
教育研修後の費用対効果を測るためにも、受講者による研修後のレポート提出や人事部との関わりも大事ですね。
研修会社や外部の研修講師にフォローアップしてもらう体制作りも大切ですが、自社内で完結できるようになると組織としての成長も向上しますよ。
人事部だけではなく、人事担当者や教育担当者、先輩社員などのつながりで教育研修の効果を共有したり、研修を受講した社員の行動変容を評価できたりするといいですね。
そのことにより会社として同じ価値観、共通言語を認識し、今よりももっといい方向に進めるのではないでしょうか。
まとめ
今回は教育研修には意味がないのかどうかということから、なぜ意味なくなってしまう教育研修になるのか、そして効果的な教育研修を行うためにはどうしたらいいのかということについてまとめてみました。
ただ闇雲に意気込んで教育研修を行うと様々なことが起きてしまいます。
一般的だからという理由などで新入社員にはビジネスマナーを学ぶ研修、中堅社員にはロジカルシンキングができるように、などとそれぞれがスキルを習得することで社員の生産性向上を計るような普遍的なテーマの研修を導入するのではなく、それぞれの会社にとって意味のある教育研修を行うことが重要です。
時間をかけて計画し、お金を投資して行う教育研修なので、受講する社員の受講生全員にとって意味のあるものにしたいですよね。
このことを参考に今後の教育研修の計画の組み立てる手順や人材開発、人材育成方法を考えていただけると、会社としても最大限に意味のある教育研修を行うことができるのではないでしょうか。
