店舗コンサル

綺麗に並べるよりもインパクトを重視した売れる売場を作ることの重要性(店舗コンサル)

売場作りはセンスが必要と思われているがそんなことはない

売場作りをする上で、多くの売場担当者は”そつなく””綺麗”に整理整頓された陳列をしようとすることが多いです。

悪くはない、と店舗コンサルティングをする際に私がよく評価する売場の典型です。

悪くはないというのは決して褒め言葉でもなんでもなく「残念ながらほとんどのお客様に気づかれない売場」になっていることを指します。

品切れ、生産終了して在庫もないのにプライスカードだけ売場にあったりする場合は「悪い」という評価になります。

多くの売場が悪くはない、で止まってしまう理由の一つに「思い切った行動」が取れない店内(社内)文化があります。

つまり、店長(店舗)側に決裁権が全くないということです。

取り扱う商品も展示の仕方もがんじがらめになっていることが多いので自然と整然とした売場になってしまうものなのです。

この状況下で、「他店舗の陳列を見て学ぶ!」(いわゆるベンチマーク)と言われても結局店舗でできることがないため意味がないのです。

そして、どんどん従業員のやる気や意欲は失われて行き、発想力のない人材になってしまうのです。とてつもなくもったいないことをしていると私はこういう企業を見るといつも思います。

売場作りの工夫は権限を委譲することから始まる

チェーン店特有のVMD固定はこれからの店舗経営ではリスクの一つと言えるでしょう。

なぜなら、お客様に見飽きられてしまっているからです。

ワクワクしない店は淘汰され、来店毎に新鮮な気持ち(ワクワク感)を感じさせてくれる店だけが生き残れると私は思っているからです。

それこそ常に成長し続けているドンキホーテは好例ですよね。店長に権限を委譲しているからこそ商品仕入れや店内レイアウトに余白(自由)が顧客を惹きつけています。

店舗によって特色があって良いです。

とはいえいきなりガチガチにVMDを固定し従業員から考える力を奪ってきた会社が「よしっうちの店も新たに柔軟性を取り入れて店長に権限委譲しよう!」とし始めると失敗します。

なぜなら、考える力が醸成するのには時間がかかるからです。

当社の店長研修や販売員研修の中に考える力を養って「売れる売場を作れるようになるカリキュラム」がありますし、私が直接店舗に伺って売場作りの手本と手本に至るプロセスについて直接指導も可能です。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

売り場のディスプレイ作成は本社ではなく現場に委譲すること

時間をかけて考える力を醸成したら特定の売り場スペースから店舗に権限を委譲してみましょう。

エンド(一番目だつ場所)や特設コーナーなど。

そこで店長含め店舗スタッフで知恵を振り絞って商品を陳列します。(店舗によっては什器の新設も必要になります)

自分達で考えて自分達で展示をするので自然と「売れてる?」「坪あたりの利益は?」と数字を気にするようになります。

会社からの教育で「利益を生み出すための方法」といった研修をしても本人達が自分ごとにならないとなかなか浸透しないですよね。

そういう悩みを抱えている店舗経営者は人事総務の方がいらっしゃたらぜひやって欲しい取り組みの一つです。

驚くほど数字に強くなるし、PDCAを自然と回すようになります。私もクライアントワークを通じて毎日終礼の時にミーティングをしていると聞いて「自発的に動く店舗は素晴らしいな」と結果もついてきて自主性と売場は比例するものなのだなと感心しました。

需要過多の時は一秒でも早くお客様の欲しい商品を売るというのが店舗業務の中心でしたが、効率性を追求するだけではお客様は減る一方です。

店舗に来店するお客様がワクワクするような店づくりをぜひ始めていきましょう。

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